「あの人細いよね」ならまだ良くて、「細過ぎて気持ち悪い」と言われると相当ヘコみます。
「スラっとしている」や「足が長い」も痩せ過ぎを遠まわしに言っているようなものですが、いずれにしてもマイナスの印象を与えています。
相手は何気ないつもりで言っていたとしても、自分の耳に入るたび、傷つき、悩み、自身も相手に良い印象は抱かないでしょう。
本当は目がパッチリしているのに、髪がサラサラなのに・・・少しでも体重が増えていれば、もっと自分の良いところを見てくれるはずです。
第一印象は相手の経験や概念、知識から判断され、3~10秒で決まることが多いのですが、パッと見たビジュアルは第一印象をも上回る、瞬時の印象を相手の脳裏に植えつけてしまいます。
見た目が健康的ではないことでリスクを背負っていることになります。
そのリスクを取り除くために、少しでも太って見えるような努力をしている方もいるでしょう。
特に男性は「痩せている=弱い」のイメージを持っており、どうにかこうにかして自分を強くみせようとします。実際、私もそうでした。
痩せているのを少しでも隠そうと、ズボンの2枚重ねや服の重ね着をするのは基本です。風など吹いたときには、英語圏では「鶏の足」と揶揄されるチキンレッグに張り付くズボンが嫌で仕方がありませんでした。
「痩せている」と言われるのではないかと、人一倍見た目にこだわり、ビクビクしながら歩いたこともあります。後ろから見られることさえ嫌で、特に異性の知り合いより先に歩かなかったりしたこともありました。
「太りたい悩みさえなければ・・・」と何度思ってきたことでしょう。
まずは精神的な負担を減らすことが大切です。
「痩せているものは痩せている!」と認識することです。隠そうとすると、「隠せば大丈夫!」と自然と太る意欲にブレーキをかけることになってしまいます。
太くみせようとする努力と自分ではない虚構を作っていることが、意外とストレスに変わっていることも、きちんと受け止めたいものです。
加えて、重ね着は身体に悪影響を及ぼします。ちょっと大袈裟に書いてしまいましたが、体本来の保温機能が低下しますので良くありません。
「寒くて体が冷える→体温を保持したい→体内に食べ物を入れて暖かくしたい→食欲が湧く→食べ物を食べる→栄養に変わる」
この循環に対して、体が適切に反応しなくなってしまうのです。夏も半袖も温泉も同じであり、自分の体に嘘をつこうとしないことです。
他人に対してビクビクしなくなれば、スッキリとした解放感を得られ、太りたい人の太る意欲も増進されます。
今までは自分にコンプレックスがあるばかりに、コンプレックスを隠そうと意味のない努力をしていました。
しかし、実は他人はそこまで自分を見ていません。痩せているといってもそれだけのことであり、仮にどこかで陰口を言われても、それは本当のことで嘘ではありません。
自分では隠そう隠そうとしても、こけた頬や目の下のクマ、ちょっとした動作ですぐにわかってしまいます。「ズボン2枚はいているよね」とばれているものです。
痩せているのは既知の事実であり、何かを言ってくる人はただコミュニケーションのために伝えているだけです。
痩せている自分に必要なのは「自分は太るんだ!」と決意し、太る自分をイメージすることです。コンプレックスとサヨナラしたいなら、痩せている自分をさらけ出して、その屈辱をやる気に変えてしまいましょう。
常にビクビクしていて、アクティブさが欠けたままの自分でいたくありません。物怖じせず、恥じることなく、もっと積極的になりたいです。
他人は他人、自分は自分です。太りたい人は自分を大きく磨いていきましょう。
スタミナ不足で太りたい
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