痩せている人は痩せる生活リズムに知らず知らずと慣れてしまっています。
例えば、何もしないで好きな人に告白する人はいません。少しずつアプローチしたり、映画に誘ったり、髪型変えてみたり・・・何事も準備や計画を用意してから、ここぞというときに全力を出します。
痩せる生活リズムに慣れてしまっている人が、「これを食べれば必ず太る!」というようなものを一時的に食べても、理想とは程遠い結果が待っています。
痩せる生活リズムの中に、太るメカニズムが吸収されてしまうのです。
太る方法を始めても数週間はあまり変化が見らませんが、継続することで毎日少しずつ、着実に数十gずつ体重が増えていき、ある日、体重の増加ペースが上がるときがきます。
その状態が続き、また、増加ペースが停滞し、しばらくして体重が増えていくようになります。個人差はありますが、ダイエットでよく言われるように波があるは確かです。
そのためにも生活習慣を太りたいモードに変える必要があります。
トレーニングや食事の改善といった太る方法を実行する前に、日常生活を見直すことが必要です。
1日の始まり、起床から変えていきましょう。
毎日、だいたい同じ時間に起きます。そうしないと、1日の食事のタイミングがずれてしまいます。
休日だからって、12時過ぎまで寝ていたら、お腹の減るリズムがくずれてしまい、その日以外にも影響がでるのです。
「早起きは体に良いと聞くけど、なかなかできない・・・」
今までは目的や目標がないので、早起きの必要性を感じられず起きられなかっただけです。太るために生活リズムの改善が必要と強くイメージすればすぐ慣れます。
低血圧だから朝弱いなどは確かにそうなのですが、決して起きれないなんてことはありません。
遅くまでだらだら寝たいのはみんな一緒です。あとはどれだけ自己啓発したいかの気持ち次第になります。
早起きに成功したら、次は朝食を摂ることです。もちろん、朝食だけではなく1日3食を基本としましょう。
その中でも朝食は逃しがちです。食べないままでは、体内の脂肪を燃焼して動くハメになり、間違いなく痩せてしまうのです。
朝食抜きは太ると聞いたこともあるかもしれませんが、昼食、間食で余計に食べてしまう不規則な食生活が待っており、太るための手段ではありません。
しかも、エネルギーが補給されないことは、授業に集中できなかったり、仕事でミスをしやすくなります。
例えば、ある医科大学からは「医師国家試験の不合格者は、きまって朝食欠食者である」という調査報告が発表されているくらいです。
特に朝食では速効性エネルギー源である、糖分を摂取するのがおすすめです。
朝食を摂るようになると、お昼くらいにはちゃんとお腹が空きます。
朝食抜きを経験したことがある人はわかると思いますが、朝食を食べたほうがお腹が空くというのはよくあることです。
体が積極的に動いている結果です。
当たり前のことなのですが、朝はきちんと起きて、3食を食べる生活リズムができていないと太ることは難しいです。
その後、気をつけなければいけないのが、昼食後から夕食前にかけて動くことです。
「動かない方がカロリー消費が少ないので太るのでは?」と思うかもしれません。
しかし、家でゴロゴロ寝ころがった後、夕食を食べても思うように食べる量が入らないのです。
重要なのはお腹が空いていることです。お腹が空いていることはいつもより多く食べ物を食べる傾向があります。栄養吸収率も高まります。
少しのエネルギーで少しの活動では、いつまでたっても胃が大きくなりません。食事を意識した生活サイクルを心掛けましょう。
まだまだ気をつけるべきことはあります。
まずは帰宅後は手洗いうがいをすることです。「小学生じゃないんだから・・・」と思うかもしれませんが、これが意外と大切です。
健康のときは風邪ひいたときのことなんか考えないものです。風邪をひくと痩せます。
せっかく太り始めたのに元に戻ってしまうとやる気もなくなり、「太りたい人の太る方法」は長続きしないのです。
次に寝る前には歯を磨くことです。「小学生じゃないんだから・・・」とこれも思うかもしれませんが大切です。
虫歯になったら食欲にブレーキがかかります。
加えて、舌も歯ブラシなどで磨くようにするといいでしょう。舌には舌糊と呼ばれるものが付着します。これは舌の各部分が内臓と相関していて、それぞれの臓器の異常が舌に現れると考えられています。
特に食欲に関係するので、1日に1回は洗ってあげましょう。
ラストは良く寝ることです。
これでまた明日の早起きにつなげます。睡眠の量は7時間が理想とされていますが、これは大きく個人差があります。
日中眠くならない程度が個人の目安ともいえます。
このように生活リズムが崩れたときは食欲がなくなったり、調子が優れなくなったりする確率が高くなります。
ストレスも溜まりがちで、目の下にはクマができ、肌は荒れ、腸内環境も悪化していきます。こんな状態では太るための努力も続かないでしょう。
生活習慣を一定にすることは体の基礎をつくるだけではなく、精神的やる気にも繋がるので、体重増加を効率的に進めることができます。
グラフ公開!太りたい計画
太りたい気持ちを継続させる
CIRCUS 2009年8月号