太りたいと望んでいても、夏は必ずやってきます。
学生なら水泳の授業であの嫌な緊張感を味わいます。休んだら成績に直結するので、安易に断るわけにも行きません。
大人の夏休みといえば海や山ですが、やはり、海の人気は高いでしょう。誘われたときのテンションの低さ、不甲斐ない自分に終止符を打ちたいものです。
毎年、露出度の高い服装や水着になるのが恥ずかしいと思うまま、一生を過ごしたくないはずです。
冬でも自由なファッションができないのは歯がゆいですが、夏は普段から半袖ですから、創意工夫した着こなし術でも体型は隠せません。
また、季節を問わずとも気の会う仲間と温泉に入ることさえ、リラックスできないという方もいるでしょう。
普段から露出が苦手な痩せ過ぎの人は、「海」と聞くだけで嫌なイメージを浮かべるくらい臆病になっています。
夏のギラギラした太陽、包み込まれるかのような青い海、にぎやかな白い砂浜は開放感で溢れているからこそ、楽しめる人は本当に楽しいのです。風が気持ち良い夏の夜はお酒、花火、ゲームで盛り上がります。
「太ることさえできれば、人生が変わるかもしれない」と思ったことが何度もあるはずです。
夏嫌いを克服するための解決策は太ることですが、太るまで夏を我慢するのも勿体ないとも思います。周りの目が気にし過ぎて、夏の開放感に乗れないのはままなのは悔しいです。
「3kgも増量できたけれど、周りと比べればまだ痩せている・・・だから、もう3kg太ってからにしよう」
目標を設定するのは良いことですが、3kgでも4kgでも太ってきた時点で行きたかった海に行ってみたらいかがでしょうか。
得られるものが意外と多いはずです。
例えば、他人は自分のことなんかそうそう見てないこと、見られるのが恥ずかしいのは始めだけで慣れること、自分の体は理想とは言えない思いからやる気が増えることです。
自分自身を客観視でき、太る意欲が高まります。夏の良さを実感して、塞ぎ込んでいた想いをプラスの力に変えてもらいたいです。
「あれからは逃げよう、これからは避けよう」という行動は本当に損しています。「別にしなくても問題ない」と言ってみても、内心では「実はやってみたい」と思っている方も多いです。
少しでも変化が現れたら積極的に行動して、貪欲さを増やして、目標をさらに高めることも必要です。
意識と行動の切り替えを繰り返すことが、太りたい人の太る方法を長く続けることができるポイントになることでしょう。
服を着こなしたいから太りたい
痩せ過ぎに起こる体調不良
CIRCUS 2009年8月号