プロテインにはその成分で種類が異なりますが、主に植物性と動物性の2つに大別できます。
植物性プロテインでは大豆のタンパク質を分離した大豆プロテインが主流です。
大豆プロテインは甲状腺機能の向上が期待できます。甲状腺とは喉の下部にある内分泌腺で、そこから代謝を促進させる甲状腺ホルモンが出ます。
そのため、グルタミンなどが栄養成分を豊富に含んだ大豆プロテインは低価格で購入できることもあり、ダイエットに最適です。
しかし、ダイエットは太りたい人には無関係であり、当サイトの目的に反しています。
大豆プロテインは吸収速度が遅く、女性ホルモンも促進させます。筋肥大には適していませんし、筋トレ時の栄養補給に必要な「BCAA」と呼ばれる分岐鎖アミノ酸が低いです。
アスリートやボディビルダーが好んで摂取しているのは動物性プロテインの方です。
その動物性プロテインでは牛乳のタンパク質を分離したプロテインが主流です。牛乳に含まれるタンパク質はカゼインが約80%、乳清タンパクが約20%含まれています。
牛乳のタンパク質で生成した動物性プロテインは、「カゼインプロテイン」と乳清を意味する「ホエイプロテイン」に分けられます。
カゼインプロテインは非常に栄養価が高く、重要なアミノ酸を全て持ったタンパク質の固まりです。
カゼインにはカルシウムの吸収を良くする働き、整腸作用、消化促進、免疫力の向上、血圧の抑制などの効果があります。
したがって、栄養価の高いカゼインプロテインを摂取することは、太る栄養素をピンポイントで無駄なく摂取できることになります。
ただし、栄養の吸収速度はホエイプロテインより遅いです。
また、カゼインは牛乳アレルギーの原因物質ともされているため、牛乳アレルギーの人はカゼインが含まれた健康食品などは避けた方が良いでしょう。
牛乳からカゼインと脂肪分を取り除いた乳清であるホエイから、タンパク質をろ過した物質がホエイプロテインになります。
タンパク質は炭水化物、脂質とともに三大栄養素の1つであり、ホエイプロテインのタンパク質の含有率はカゼインプロテインよりも優れています。栄養の吸収率もカゼインプロテインよりも非常に高いです。
タンパク質はアミノ酸を結合したものですが、ホエイプロテインはアミノ酸の配列が人乳に近く、カゼイン同様に必須アミノ酸を全て含み、栄養価に富みます。
また、太りたい人には嬉しい体重増量専用のホエイプロテインも販売されています。
プロレスラー、柔道家、ラガーマン、力士など多くのアスリートに強く支持されており、もちろん、太りたい人にも体重増量専用のホエイプロテインは効率的な栄養補給を提供します。
現在、市場に販売されている筋力アップ系の多くのプロテインはホエイが主成分になっています。
プロテイン効果なしの原因
太るためのスペシャル栄養素
CIRCUS 2009年8月号