食後に飲むコーヒーはカフェインの作用で胃液の分泌を促し、胃液の調子を整えます。
実はコーヒーは胃に優しい飲み物なのですが、コーヒーは胃に悪いと思い込んでいる人も少なくありません。
徹夜で何倍も飲んだり、タバコを吸いながら何杯も飲むといった、不健康な飲み方のイメージがあるためでしょう。
そもそも、日本人は欧米人よりも胃腸が弱いので、コーヒーが合わない人が多くいます。それでも社会人になって、日本茶よりも飲む機会が増えて、ストレスと疲労が重なり、胃腸を壊す流れができています。
コーヒーが胃に優しい飲み物といっても過剰摂取は悪影響です。
完全栄養素である玉子も大量摂取は体に悪影響を及ぼすため、1日1~2個とされています。コーヒーにも節度のある飲み方が必要です。
元々、コーヒーは薬用として利用されてきた、量が決められている飲み物なのです。
特に注意すべき点はコーヒーカフェインの作用です。
コーヒーカフェインには眠気を覚ましの一杯といった刺激作用がありますが、血管の拡張収縮を促して、血液の流れをスムーズにします。
そのために筋肉の働きを良くしたり、心臓の働きを強化する作用もあります。肝臓にも働きかけ利尿を促して体内の代謝を活発にします。
しかし、同時に胃酸の分泌も促すために、必要以上の胃酸は必要な胃粘液を溶かしてしまいます。
ついつい飲みすぎてしまうコーヒーは胃に負担をかけますので、目安は食後の1杯に留めておきましょう。あくまで食後でなければ、食事を制限してしまいます。
胃の調子を整えるためにもセーブしたほうが良いです。
加えて、コーヒーは少量でも眠れなくなる人もいれば、たくさん飲んでも平気な人などの個人差があります。自分にとってはどのくらいが適量なのを見定め、それを守りましょう。
コーヒーは酸化しやすい物質ですので、新しくて質の良いコーヒーを飲むことです。熱い方がおいしいですし、残ったからといって無理して飲む必要もありません。
また、砂糖を入れたコーヒーを飲みすぎるとお腹に溜まりやすいです。太りたい人は量を抑えるか、食後に飲むようにしましょう。
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CIRCUS 2009年8月号