タバコの主成分であるニコチンが中枢神経興奮や抑制作用を発生させ、あの何とも言えない満足感を得ることができます。
しかし、タバコが体に害をもたらすことは、もはや常識と化しています。
タバコの煙は口腔粘膜、気道、肺、皮膚から吸収され、中枢神経や末梢神経を麻痺させ、血管を収縮し、心拍数増加などを引き起こす作用などがあります。
現在では依存性薬物と認められています。喫煙を個人的趣味や嗜好の問題と弁明しても、喫煙は「喫煙病」という依存症と喫煙関連疾患の合併症であり、喫煙者は患者という認識があります。
日本でも受動喫煙被害防止の流れを受けて、健康増進法第25条が制定されました。世界では初めての多数国間条約として、2005年に「たばこ規制枠組み条約」が発効されます。
タバコは中枢神経のドパミン神経系を活性化させ、薬理作用は覚醒剤などの依存性と同レベルです。
さらにタバコは吸っていると太りたいのに太れないのも事実です。
喫煙によって血流量は低下します。ある実験ではわずか3服で日常喫煙者が約20%、禁煙者では50~70%血流量が下がりました。
胃の粘膜には毛細血管が張り巡らされて、血流量が減少すると酸素欠乏となり、組織の機能低下、粘膜の抵抗力低下に確実になります。
タバコを吸って胸焼けを起こしたり、胃がむかつくといった症状を訴える人がいますが、これは胃や食道の括約筋が弛んで、酸性度の強い胃液が逆流することから起こります。
胃に炎症が起こると食欲の低下はもちろん、分解が鈍くなって栄養の吸収も悪化します。
タバコは脳萎縮、発ガン作用といった重い病気から、落ち着きがなくなったり、味覚が薄れるといった、なかなか気付きにくい合併症状まで発生する確率が高くなります。
健康に悪いからやめるだけではなく、太りたい方は太るためにどうしてもクリアしなければならない課題と捉えたいものです。
コーヒー飲み過ぎで食欲減
太りたい人のアドバイザー